心温まる青春映画をお探しのあなたへ 〜横道世之介〜
アジカンっていいですよね!アジカン(あ、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの略称です。一応。)のベストアルバムの「BEST HIT AKG 2」のAll right part2がめっちゃいいな〜って聴いてたら、これゴッチと一緒に歌ってるの元チャットモンチーのボーカルの橋本絵莉子さんなんですね!衝撃でした!なんかめっちゃいい声の人と歌ってんな〜って知らずに聴いてました.。(笑)
「BEST HIT AKG 2」には他にもたくさんいい曲が収録されているのですが、その中でも「今を生きて」という曲がかわいくておすすめなんです。この曲は今回紹介する映画「横道世之介」のエンディング曲です。さて本題の「横道世之介」についてお話します。あらすじとしては、
長崎県の港町で生まれた横道世之介(よこみちよのすけ)は、 大学進学のために上京したばかりの18歳。
嫌味のない図々しさを持ち、頼み事を断りきれないお人好しの世之介は、周囲の人たちを惹きつける。
お嬢様育ちのガールフレンド・与謝野祥子をはじめ、入学式で出会った倉持一平、パーティガールの片瀬千春、 女性に興味を持てない同級生の加藤雄介など、世之介と彼に関わった人たちとが過ごす青春時代(1987年)。
彼のいなくなった16年後、愛しい日々と優しい記憶の数々が鮮やかにそれぞれの心に響きだす---。
というものです。吉田修一さんの小説を原作にしていて、主人公の横道世之介を高良健吾さんが演じています。自分は小説も読んでいるのですが、もうこのキャスティングはベストアンサーであると思います。(なんなら高良健吾以外考えられない)この映画の面白さは横道世之介の魅力に尽きると思います。嫌みのない性格で人をあったかい気持ちにさせる世之介に視聴者も魅了されていきます。自分が特に好きなのは綾野剛が演じる加藤雄介との関係性です。大人になった加藤がふと世之介を思い出したときに、彼は世之介のことをずっと笑顔で話していた。誰かに思い出されたときに、思い出した人を笑顔にするってとても素敵なことですよね。そんなところからも世之介の魅力が伝わってきます。
http://eiga-chirashi.jp/view_item.php?titleid=7324より引用
この映画は物語が大きく進展することや、大どんでん返しがあるわけでもないのですが視聴した後にあったかい気持ちになる映画だと思います。見たことがない人はぜひ視聴してみてください。
さてこの映画は邦画には珍しく160分と長い映画ですが、気合をいれてみる必要もないと思うので、「今日は暇だな、家で映画でも見ようかな」ってときにおすすめです。また「最近心がすさんでいるな」って思った時などにおすすめです。
ちなみに小説では「続横道世之介」が出版されています。ぜひそれも映画になることを期待しています。